切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
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DATE: 2006/04/29(土)   CATEGORY: 結婚, 恋愛 
催眠療法
人間関係に悩んでいた頃セラピストの催眠療法を受けた

ベッドに横になった私にセラピストが語りかけてくる

「はい、ゆっくり息をして下さい

緊張しなくていいのですよ

素直に私のいうことを心の中で思い描くのですよ

あなたはエレベーターの中に一人います

周りには何も見えません

今からゆっくりゆっくり下降していきますよ

ゆっくり、ゆっくりですよ

はい、体の緊張がとれて来ましたね

今からもっとゆったりとしたいい気持ちになりますよ

さあ到着しました

エレベーターのドアが開く前に気持ちを落ちつけて下さい

扉が開きました

何が見えますか

そうです

緑の草原が輝いていますね

草原に静かな風が吹いていますよ

その向こうに青い広い静かな海が拡がっていますね

気持ちがいいですね

全身がリラックスしてきましたよ

自分の息が聞こえてくるでしょう

では、さあ、ずっと昔に帰っていきましょう

あなたの目の前を懐かしい思い出が蘇って行きます

少しずつ少しずつ若くなっていくのですよ

さあ、もっと昔に帰りましょう

ずっと昔ですよ

あなたが小さい頃です

赤ん坊の頃ですよ

お母さんのやさしい顔が浮んできたでしょう

今、お母さんにお乳を飲ませてもらっているのですよ

あなたはお母さんに抱かれて本当に幸せですね

さあ、何が見えますか

お母さんのやさしい顔が見えるでしょう・・・・・・」

私はセラピストのささやきにうっとりとした気持ちになっていた

眠りの前のここちよいまどろみの一時のようだった

それまでにおよそどれほど時間が過ぎたのかわからぬまま

私は自身思いもかけず不意に泣き出したのである

「母さんは自分を愛してくれなかった」

と呟いていたのだった

そして涙がとめどなく溢れ出したのである

何が哀しかったのか私にはわからなかった

ただ確かに自分がそう呟く声を私自身が聞いた

そしてそれに対しセラピストの声が遠くから聞こえてきた

「お母さんはあなたを愛していたのですよ

心の底から愛していたのですよ

けれど、あなたをどう愛していいのかわからなかっただけですよ」

私は今でもこのセラピストの言葉を思い出す

人間とは何なのだろうか

愛とは何なのだろうか

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たそがれ親父の人生ノート
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