切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
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DATE: 2006/04/27(木)   CATEGORY: 結婚, 恋愛 
懐かしき人たち
一通のメールが届いた

二十年前に今はなき予備校で教えた浪人生の一人が

私のホームページを発見してメールをくれたのだ

メールにずらりと同期の浪人生の名前が並んでいた

安野 丹沢 堀越 宮崎 小暮 二宮 

西戸 竹川 薄井 中里 柿沼

みんな元気でがんばっているとのことだった

顔を思い出せた人 顔を思い出せない人

顔を思い出した人も二十年前の若いままの顔

顔を思い出さない人には申し訳ないと思ってしまう

突然二十年近く忘れ去っていた

四階建ての校舎と吹き抜けの一階のフロアが

教室の黒板 教壇 机 椅子が

心の中に甦ってきた

そうだ、あの予備校だった

浪人生の一年の授業が終わった後

教室の机の上にノートの切れ端を見つけたのは

そこにはこう書かれていた

「授業中あなたの背中を見つめて一年間生きてきました。

これからも元気でがんばってください。この一年間

声さえかけることができなかった者より」

無署名のその走り書きに私は心を動かされた

ラブレターと呼ぶにはあまりに幼くて切ない走り書き

私がその走り書きの文言を覚えていることが

その書き手の純粋な思いを掬い取ることだと思えた

セピア色をした遠い昔の思い出は常に甘くて苦い

予備校を卒業して彼らが大学・実社会で生きた人生と

同じくらいには私は私の人生を真剣に生きたのだろうか

彼らは浪人の頃に懐いていた夢に一歩でも近づいたのだろうか。

そして私もまた・・・・・・・・・・・。

「少年よ悲願を抱け」吉本隆明

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たそがれ親父の人生ノート


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COMMENT

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シュナまま | URL | 2006/04/27(木) 22:09 [EDIT]
20年も経ったのに偶然見つけてメールをだした元教え子の方々のお気持ち、たそがれさんの人柄がわかります
私もたそがれさんに教えてもらってたら、きっと嬉しくてメール送ります
って、今も毎日しつこくしてますね(^^ゞ
● うれしいですね。
管理人 | URL | 2006/04/29(土) 10:50 [EDIT]
人は支え合って生きているということでしょうか。
こういうメールは確かにうれしいですね。

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