切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
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DATE: 2006/04/07(金)   CATEGORY: 結婚, 恋愛 
生きる力
雨がシトシトと降り続ける火葬場にいた

花冷えの一日だった

棺が霊柩車で運びこまれ火葬炉の前に置かれる

その場にいた人々との永遠の別れ

静かに鉄製の扉が閉じていく

声にならない嗚咽

一時間半後 白い骨を箸で拾う

・・・・されば朝には紅顔ありて・

夕には白骨となれる身なり・

すでに無常の風きたりぬれば・・・・

翌日 病院の待合室でいた

晴れた一日だった

二歳くらいの女の子が外来患者が座る長椅子の周りを

ヨチヨチと歩いていた

初老の外来患者の一人が週刊誌を読んでいた

二歳くらいの女の子がその老人をジッと見つめた

それからうれしそうにアーアーと言葉にならない声をあげ

椅子の上の別の週刊誌を手にとってフロア―に広げた

そして老人そっくりの姿で週刊誌をひろげて読み始めた

字も読めないのに 

何をしているかもわからずに

うれしそうに

その場にいたすべての外来患者の表情がなごんだ

何か温かいものがその場を満たした

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たそがれ親父の人生ノート
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COMMENT

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● 足跡残さず失礼いたしました
シュナまま | URL | 2006/04/07(金) 19:38 [EDIT]
こちらこそ訪問ありがとうございました
たそがれさんと違ってわんころ中心のブログですが、一服の折にでもまた遊びに来てください
心引かれる文面ですね。また訪問させてもらいます

手作り大好きm | URL | 2006/04/08(土) 01:31 [EDIT]
何度も火葬場にはいきました。やはり悲しい所です。でも、涙はでないんですよね。その前に泣いてしまっているからでしょうね。
● ありがとうございます。
たそがれ親父 | URL | 2006/04/08(土) 15:06 [EDIT]
シュナままさん

「わんころ」なんて面白い表現です。
「いぬころ」よりもよほど品がいいですね。
まったく愛想のないブログでありますが
また遊びに来てください。

手作り大好きmさん

「涙もかれはてる」というのは
火葬場では本当かもしれませんね。
まったく愛想のないブログでありますが
また遊びに来てください。

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