切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
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DATE: 2006/04/06(木)   CATEGORY: 結婚, 恋愛 
惜別
長男の嫁のお父上が四月三日に亡くなりました。

昨日、妻と一緒に黒部市に向かい通夜 告別式に出席しました

人の運命は本当に不思議です。

昨年八月の終わりに黒部市の宇奈月温泉のホテルでお会いしました。

一人娘の結婚相手が私の長男。

その父親 母親がどのような人物か心配だったのでしょう。

私と私の妻に初めて会って別に普通の人間だとわかり

安心なさったのかおおいにお酒を飲んでいました。

私もおおいに飲ませていただきました。

若い頃から紳士服の仕立て職人としての腕を磨き

自宅の横で洋服店を経営なさっていました。

その夜 今度お会いするのはお互いの子どもの

結婚式でということになりました。

今年一月長男より突然電話がありお父上が

入院なさったという電話がありました。

お見舞いに行くよと私は申しましたが

お父上は自分の病人姿を見せたくなかったのでしょうか

それには及ばないということでした。

また二人は婚姻届を出し入籍はしましたが結婚式は延期になりました。

自分が元気になってからと思っていたのかもしれません。

それもかなわぬ夢となりました。

入院後長男からポツンポツンと電話があり

開腹手術をしようとしたけれどもう駄目な

段階だと主治医が家族に宣告したとのことでした。

そして不意の死去の連絡でした。

昨日葬儀参列のために黒部市の実家にお伺いし

初めてお父上の仕事場を見せていただきました。

主のいない仕事場にポツンとアイロンが残っていました。

持ち上げてみると重い重いアイロンでした。

そのアイロンの重さが私に私の亡くなった父のことを思い出させました。

私の父は刷毛職人でした。

刷毛を作ることにかけてはなかなかの腕だったそうです。

私の父は刷毛職人 私の長男の嫁の父は紳士服の仕立て職人。

アイロンの重さに人と人の「えにし」のごときものを感じました。

火葬場で白い骨を私も拾わせていただきました。

まことに人と人の出会いは一期一会。

去年の夏の終わりの宇奈月温泉の一夜が最後の別れになろうとは。

享年七十一。

人間として誠実な方でした。

家族思いの立派なお父上でした。

哀悼。

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