切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
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DATE: 2006/03/07(火)   CATEGORY: 結婚, 恋愛 
夫のやさしさ
夫のやさしさ

以下の文章は昔の私の体験であります。
当時、私は三十歳を過ぎたころだったでしょうか、
ある日、勤務が終わり私より若い同僚の車に
便乗させてもらい一緒に家路につきました。

途中、急に車が幹線道路からはずれて
狭い田舎道に入りました。
私が道が違うのではと言おうとすると、
同僚が車を路肩に停車させ
「ちょっと待っていてください」
と言い残して車から出て行きました。

その後、田舎道の端にチョロチョロ流れていた
小川に腰をかがめて何かをし始めました。
何をしているのかなあと興味半分、車の助手席から
眺めながら同僚の手元にチラッとある物が見えた時に
私は愕然となりました。

同僚は弁当箱の中味を捨てていたのです。
私は見てはならない物を見たという気がしました。
車に戻ってきた同僚が笑いながら屈託なく
「女房が弁当を食べないとうるさいので」
と言いました。

その時、私はきっと押し黙ったままだったのでしょう。
何かに怒っていたのかもしれません。

私のその時の想いはきっと
「みっともないことはよしたら」
ということだったのでしょう

しかし、私にとって衝撃的だったこの光景を
思い出す度に、同僚の振る舞いに対する
解釈の仕方は今では昔と微妙に私の中で違ってきています。

食べずにそのまま持って帰ると
妻が哀しく思うのではと考えて
手をつけていない愛妻弁当の中味を捨てるという
同僚の行動はもしかしたら
「妻に対するやさしさ」
の表現だったのではと今は思っています。

同じ立場に私が立っていたら
もし愛妻弁当を食べなかった時も
平気でそのまま家に持って帰っていたでしょう。
妻がそのことで嘆いても私はもしかしたら
そのことにさえ気がつかなかったかもしれません。

私は同僚に比べ単にプライドが高く
気取っていただけかもわかりません。

同僚と私とどちらが妻に対して
やさしい夫だったのだろうか
と考える今日この頃であります。

夫って切ないものです。

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COMMENT

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● 妻も切ないですよ
youdidit1 | URL | 2006/03/07(火) 14:22 [EDIT]
夫にプレゼントされたアクセサリーを無くしてしまったことを、言い出せないでいるとか...
休日に外出する妻は、家に残る夫のために、早起きして昼と夜、2回分の食事を用意している内に、自分の朝食の時間がなくなるとか...
● お気持ちよくわかります(笑)。
管理人 | URL | 2006/03/07(火) 15:24 [EDIT]
コメントありがとうございます。
お気持ちよくわかります。
このブログのタイトルは「切ない人たち」です。
看板に偽りなきよう夫の切なさについてばかりでなく
妻の切なさについてもこれから書いていくつもりですので
いましばらくのお時間をいただければ幸いです(笑)。
それでご主人からのプレゼントされたアクセサリーの
行方はその後いかがなったのでありましょうや(?)

spacesis | URL | 2006/03/08(水) 23:04 [EDIT]
youdiditさんは、無くしてしまって言い出せないとのこと。
わたしの場合は、結婚前から貰ってきた亭主の色々なプレゼント、なぜだか趣味が合わないのでして^^;
彼が持つわたしのイメージってこういうのが合うんだろうな、とw

使ってみようかな、と思うことはあるのですが、やっぱりどこか
自分にしっくり来ないwで、ず~っとそれらは思い出箱に
入ったきりです・・・たまに開けて眺めてます。
もう買わんでいい、とはいえないしw
これもかなりせつないですよ~^^;
● ウ――ン、イロイロありますなあ(笑)
管理人 | URL | 2006/03/09(木) 00:14 [EDIT]
ウーン、「なぜだか趣味が合わないのでして^^;
彼が持つわたしのイメージってこういうのが合うんだろうな、とw」
なんてそんな無理難題を(笑)
夫という人種は自分が描く夢の女性像に
妻を近づけたいという願望があるのでしょう。
妻の方にも自分が描く夢の男性像に
夫を近づけたいという願望があるかもしれません。
失礼ながらいつのまにかそんな夢もプレゼントも
小さく少なくなっていくのですが(?)。
私など帽子をかぶった女性が
好きなので昔は妻と一緒に
外出する時はいつも帽子を
かぶってもらったものでした。
妻はきっと迷惑したでしょう。
最近、そんなことを言わなくなった
私はもしかして愛情が薄れたのかも(笑)
なんて考えたりするといいのでは。
何がいいのか書いている本人がわかりませんが。



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