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DATE: 2006/11/28(火)   CATEGORY: 社会
いじめと「けじめ」

山形県教育長ら辞職 高校生自殺の日に歓送迎会で引責
山形県高畠町の県立高畠高校で、女子生徒が飛び降り自殺したとされる22日、県教育委員会が歓送迎会を開いていた問題で、佐藤敏彦・県教育長と伊藤晴夫・県教育委員長が引責辞職することが27日、明らかになった。 県教委は、女子生徒が自殺した報告を受けながら、当日夜、教育委員人事に伴う歓送迎会を21人で開いていた。県警の調べでは、女子生徒はいじめによる自殺の可能性が高いとみられている。記者会見した斎藤弘知事は「未履修問題をはじめ不祥事が度重なっている。難局を乗り越えるには人心一新する必要がある」と述べ、後任の人選を急ぐ。 一方、事件後初の登校日となった同校では27日、午前8時半から全校集会が開かれ、黙祷(もくとう)後、山田陽介校長が「かけがえのない命を大切にしてほしい」などと生徒に呼びかけた。
アサヒ・ネット 2006年11月27日11時51分



3日前に「いじめと歓送迎会」というタイトルで

この問題について山形県教育委員会が歓送迎会を開いた

ことで非難される筋合いはないのではないかと書きました。

その点でビックリしました今回のこの記事には。

こう書いたからといって誤解して欲しくないのは

私は山形県教育委員会の肩を持とうなんて気は

まったくありません。

その時にも書きましたが、山形県の高畠町で女子高校生が

いじめにより自殺した夜に県教育委員会の歓送迎会が

開かれたからといってどうして県教育委員会が

非難されなければならないのか。

ましてや県教育委員会の教育長が「引責辞任」しなければ

ならないのか私にはさっぱりその理由がわかりません。

こういうのは悪い意味で「けじめ」をつけると

いうことなのでしょう。

県教育委員長が辞任したからと言ってこの問題に

どういう「けじめ」がついたのかどなたかに

説明して欲しい気分であります。

こういう風に書くと

「空気を読めよ」

という意見もあるでしょうし、

「自殺した子どもやその親の気持ちになってみろ」

なんて意見が当然出てくるでしょう。

しかしそういう論理こそおかしいのではと思えてなりません。

もともと学校での「いじめ」をいかにして防止するかという

「方針」「システム」の問題を考えるのが教育委員会の仕事でしょう。

そこに心情的・情緒的なものを持ち込んで、自殺者が出た日に

歓送迎会なんてけしからんなんてその責任を責めるのは

悪しき倫理主義で何の生産性もないのではと思えてなりません。

3日前に私は以下のように書きました。

『・・・女子高生は、母親にいじめについて相談しており、

いじめが原因で自殺した可能性が高いとみられている・・・・・

と記事にも書いているのですからもっと取材を徹底的にして

「みられている」なんて曖昧な言葉を使わずに

問題がどこにあったのかを記事にするのが新聞記者としての

やるべき最低の仕事ではないでしょうか』

この記事でもまた同じことの繰り返しです。

「県警の調べでは、女子生徒はいじめによる自殺の可能性が

高いとみられている」

なになに「自殺の可能性が高いとみられている」

おいおいおい、あんたは警察情報を垂れ流しているだけかよ。

3日前と何も変わっていないじゃん。

あんたは新聞記者として学校や生徒や父母にきちんと取材して

この女子高校生の自殺の原因を究明しようとしたのかよ。

教育委員会が歓送迎会を開いたなんてある意味枝葉末節の

ことを捉えて記事にして県教育委員会の教育長と県教育委員長が

辞任したなんて報告したっていじめ根絶には全然役に立っていないよ。

新聞がこんな悪しき良心主義的なことを書き出すとほんとに終わりだよ。

こんなことでけじめがついたなんて思っていたら新聞はある意味

事件の核心に迫るどころかいじめを根絶するための努力に対し

「反動的役割」をしているようにしか思えません。

教育委員会を非難するのであったらこんな情緒的な非難は

やめてもっと原理原則的に批判するのが新聞記者の

なすべき役割だと私は理解していますが。

・・・・・・・・・。

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