切ない人たち
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DATE: 2006/11/15(水)   CATEGORY: 社会
8人の海辺のカフカ

集団登校した児童ら8人不明、富山市内で無事保護
富山県高岡市の児童養護施設の児童・生徒8人が14日朝、集団登校したまま行方不明になっていることがわかった。届け出を受けた高岡署などは家出とみて捜索。同日夜、約15キロ離れた富山市内の県道などで複数の子どもが歩いていたという目撃情報があり周辺を調べたところ、15日午前2時ごろまでに、相次いで8人を発見、保護した。同署などによると、行方不明になっていたのはいずれも男子で、中学3年生1人、小学6年生2人、4年生2人、3年生1人、2年生2人。8人は市内の小、中学校に通学。始業時間の午前8時半になっても登校して来ないことから、学校側が施設に問い合わせて、8人が不明になっていることがわかった。施設によると、中学生は今年夏ごろにも家出しており、施設の小学生に「家出をする」と言っていた。この日は午前8時前に2班に分かれて徒歩で約5分の学校へ向かい、特に変わった様子はなかったという。
アサヒ・ネット 2006年11月15日02時22分



昨夜のテレビ朝日「報道ステーション」の最後に

8人の子どもが失踪したというニュースが入り

高岡警察署の電話番号がテレビ画面に大写しに

なっているのを見ました。

そのニュースを聞きながら私は唐突に子どもの頃に

読んだ「十五少年漂流記」を思い出しました。

船が難破(?)して無人島に辿り付いた15人の少年が

お互いに助け合いながら人間として生長していくという

物語ですが、子ども心にこの15人の少年が何故か

うらやましく思えたものでした。

たった一人覚えているのは15人のリーダーであった

「ブリアン」という名の少年です。

この高岡の児童養護施設からの集団家出の「ブリアン」役は

最年長の中学3年生の少年だったのでしょうか。

養護施設と言いますから8人の少年一人一人が

重い人生を抱えていたのでしょう。

彼らは「母なる海」である日本海に向おうとしていたのでしょうか。

はたまたこの中学3年の少年は村上春樹の小説「海辺のカフカ」を

読んでいて8人で四国に向おうとしたのでしょうか。

トボトボと8人で歩きながら年長者が「元気をだせよ」なんて

声をかけながら一人一人が自分が失った「家庭」や「家族」を

思い出していたようにも思えます。

そしてもしかしたら8人で新たな「世界」を作り出そうと

したのかもしれません。

こう書いていると彼ら8人の少年の哀しみと希望の交錯した

息遣いが聞こえてくるようであります。

彼らのはかない夢は18時間で潰えてしまいましたが

きっと8人で行動したその18時間は彼ら一人一人の

人生にとって貴重な人生の一こまとして永遠に

彼らの記憶に残るような気がします。

この8人の少年がこれから元気に生きていき

大きくなった時に「幸せな家庭」を築かれんことを

願ってやみません。

・・・・・・・・・・・・。

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