切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
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DATE: 2006/03/25(土)   CATEGORY: 結婚, 恋愛 
人を恋うる歌(4)
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人を恋うる歌(4)
人は浮きつ沈みつ、人を愛し、人に裏切られ、過去を追想し、未来に夢を見ながら生きています。これらの駄句は5年前に書いた私の駄句を集めたものです
第4章 抒情の章

ひらがなのさくらちりぬるいろはにおえど

宵闇に桜吹雪よ切なく吹雪け

逝く春や男が一人爪を切る

渡されし紙片の裏は花曇

石地蔵消えし道にも春は在り

紫陽花も人の気配に華やぎぬ

紫陽花が無聊の我を責めたてり

垂直に一度は伸びよ虹の橋

廃園に薔薇紅きままく朽ち果てぬ

葉桜に夏せかされて急ぎ来ぬ

浮草も風の真裏の昼寝かな

蛍火や生命線もほの白し

虫かごの蛍光りて末期の眼

星屑をすく掬いてかけし冷奴

夕凪に風鈴寂しくぶらさがり

押入れに夏満ち溢れ蝿も汗

炎天や氷河期に生まれたし

噎せ返る向日葵の群れ声を呑む

夜の海月と浮き輪のランデブー

向日葵や短き夏と情死せり

潮の香の水着仕舞いて土用波

泡消えてジョッキの中も秋の風

夏去りて心の日焼け虚ろなり

横時雨妻の背中が水化粧

それぞれの晩歌の数の曼珠沙華

秋雨に玄関の靴冷えこみぬ

我恋すゆえに我あり梨をむく

晩年と想いて見れば月澄みぬ

音もなし林檎落ちたる林檎園

秋風や動物園も耳す澄ます

公園に人待ち顔の空きベンチ

月食に月も我らも憩いたり

新月にうさぎの親子居場所なく

雪達磨殺したりしは蒼き空

冬の日に蟻一列の温みかな

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たそがれ親父の人生ノート
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