切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2006/11/05(日)   CATEGORY: 社会
愛のブレスレット

採血し効果強調、“ブレスレット商法”注意呼びかけ
「腕にはめるだけで血液がさらさらになる」などと勧誘し、ブレスレットなどを売る詐欺的商法にまつわる相談が、全国の消費生活センターに相次いでいる。 客に血液を採取させ、それを顕微鏡でのぞかせて「使用前・使用後」の“効果”を強調する手口が多いが、専門家は「顕微鏡では、血液の状態は分からない」と指摘しており、国民生活センター(東京)などが注意を呼びかけている。 こうした商法に関する相談は2004年ごろから増加。読売新聞の集計では、今年だけで12都道府県の消費生活センターに少なくとも計79件の相談が寄せられている。このうち岩手県内の無職男性(77)は8月下旬、同県滝沢村で開かれた古美術品などの展示即売会場で、ブレスレットを販売していた業者から「血液の検診をやってみませんか」と声をかけられた。
(読売新聞) - 11月4日15時29分更新



こういう詐欺的商品には大きく分けて宗教系と

科学系の2種類があるみたいです。

「印鑑」「念珠」「壺」などの霊感商品が前者ならば

「アガリクス茸」などの健康食品が後者の典型。

このブレスレットは後者の部類に属するのでしょう。

戦前、「必要は発明の母」ということわざをもじった

「戦争は発明の母」という言葉が流行しました。

私もこの記事を読んで新しくことわざを作りました。

「詐欺商法は発明の母」。

血液を採取してそれを顕微鏡で覗かせるなんて

なかなか手が込んでいて科学的であることを

装っているところが斬新です。

これは科学の名を借りた似非(えせ)科学的詐欺の典型です。

こういう悪知恵の働く人は違う分野で活躍すれば

一流の人物になっているのではといつも思います。

ただ記事を読んでハッキリしないのは

「客に血液を採取させ」というのはその場で

客に採血の注射を打つということなのでしょうか。

それとも自分で指とかの一部を傷つけて血液を

採取するのでしょうか。

別に私は詐欺の片棒を担ぎ気はまったくありませんが

それでは客が引いてしまうのではと老婆心ながら心配になります。

それに先日客にピアスの穴をあけて医師法違反で

逮捕された人がいましたが、採血の注射を

打ったりするのも医師法違反では(?)。

1966年(昭和41年)頃、田舎から上京した

私はJR新宿駅近くの地下道で人だかりが

しているのを見た経験があります。

その人だかりの後ろから覗き込んだ

時のことをよく覚えております。

人だかりの中央に貧しげなおっちゃんが座っており

その前には泥でドロドロになった万年筆が並べられていました。

おっちゃんの口上によれば勤めていた工場が火災にあい

工場は倒産、従業員は解雇されその退職金代りに

工場で生産していた消防活動のためドロドロになった

万年筆をもらったとか。

生活費にも困って家族も泣いているので皆さん

格安の値段で買ってくれませんかという訳です。

聞くも涙、語るも涙の物語、田舎者で若くて

純情だった私など思わずホロリとなったものであります。

ずっと後で本を読みながらこれがテキ屋の「泣きバイ」という

商法だと知りましたが、あの場には確かに集まった人の

同情を誘う高度な「芸」というものがあったように思います。

つい数年前にも携帯も腕時計も持っていない私は

妻と出かけた大きな骨董市で300円(!)で売っている

腕時計をみつけこれは安い(笑)と思って買いました。

ところが2日で動かなくなってしまったのには

思わず一人で笑ってしまいました。

この記事のブレスレット、値段がまったく

書かれていないのが記事として致命的欠陥ですが、

中にはこれは絶対に健康にいいからと病弱な恋人とか

妻とかに買ってあげた男性もいるのでは。

そしてプレゼントされた恋人や妻が

その「愛のブレスレット」を身につけて

幸せそうに私たちの横を歩いているかもしれません。

こういう幸せな恋人や妻はなまじ身につけているものが

詐欺商品だと気がつかなければいいと思いますが。

愛も時計も壊れやすいものです。

・・・・・・・・・・

ninnkiburoguranking

ランキング参加中・クリックよろしくお願いします。

スポンサーサイト
[ TB*0 | CO*0 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
Copyright © 切ない人たち. all rights reserved. ページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。