「しゃらく」せえよ!
「しゃらく」と落書きした容疑の男逮捕 「北斎」難しく
JRの券売機に「しゃらく」と金属棒で落書きしたとして、埼玉県警は、さいたま市見沼区南中丸、無職★★★★★容疑者(20)=公務執行妨害罪などで起訴=を器物損壊容疑で逮捕したと13日発表した。1都3県の約350台に同様の落書きがあり、「路上の壁などに有名画家の名前を書くことが外国の雑誌に取り上げられていた。人目につく券売機に自己表現として書いた」と全面的に認めているという。大宮署と鉄道警察隊の調べでは、★★容疑者は8月22日午後11時40分ごろ、埼玉県桶川市のJR桶川駅の自動券売機11台のパネルに、長さ約5センチの金属棒で傷を入れた疑い。「浮世絵が好きで葛飾北斎が浮かんだが、平仮名でも書きにくいので、簡単に書ける『しゃらく』にした」と供述しているという。7月下旬以降、JR山手線や京浜東北線の券売機や駅構内の鏡などに落書きが相次ぎ、被害総額は約1億円にのぼる。JR東日本の被害届を受け、県警がカメラの映像を基に捜査していた。
アサヒ・ネット 2006年10月13日20時28分
あわて者の私はこの記事を流し読みした最初は、
駅の自動券売機に「北斎」の絵ではなく
「写楽」の絵を落書きしたと思い込んでいた。
「写楽」の絵を金属棒で何枚も描くなんて凄いなあ
なんて脳内で早とちりの妄想を描いていたのである。
ところがよく読んで文字通り、「しゃらく」と平仮名で
何度も落書きしていたことを知って愕然。
どこが「自己表現」なんだよ(笑)。
どこにも「自己表現」の苦しみがねえよ。
この容疑者「自己表現」という日本語を
完璧に間違って理解しているのでは。
その上、ネットの写真でこの容疑者が書いた
「しゃらく」という文字を見る限り
小学生の落書きとまったく変わらぬレベルである。
平仮名を覚えたての子どもが下手な字で
ノートに「しゃらく」と書いたとしても
これが僕の自己表現だなんて絶対に言わないよ。
「自己表現」と自ら言うくらいならせめて
「東洲斎写楽」とか「葛飾北斎」とか
明朝体の漢字で落書きを見た人が
ハッとして見惚れるくらいの美しさで
書ききる努力をしてからやれよ。
と書きながら、静かな土曜日の朝に
この記事を読んで小学生の頃から絵も字も
下手だった私が怒っていることが
一番の不思議なのだ(笑)
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