切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2006/10/07(土)   CATEGORY: 社会
我が子を殺しても執行猶予か

6歳長女虐待死の両親に執行猶予の判決 大阪地裁 
大阪府豊中市で03年12月に長女(当時6)を衰弱させたうえ暴行して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた母親の★★★★(34)と、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親の××(35)の両被告の判決が6日、大阪地裁であった。並木正男裁判長は「結果は重大だが、★★★被告には両親から暴行を受けたことに起因するPTSD(心的外傷後ストレス障害)と養育の負担が認められ、××被告には更生の意欲がある」と述べ、★★★被告と××被告にいずれも懲役3年執行猶予5年(★★★被告求刑懲役7年、××被告同4年)を言い渡した。判決によると、両被告は03年8月~12月の間、長女が便意を伝えられないことなどにいら立ち、顔や体を殴ったりするなどの暴行を継続。同月17日午後6時ごろ、長女の額を突いて転倒させ、頭をベビーベッドの床に打ちつけさせ、約5時間後に外傷性くも膜下出血により死なせた。判決は、★★★被告が育児などで追いつめられるなどしていたと指摘。××被告については「精神的に不安定な妻を支えようと努力している」と判断した。判決後、並木裁判長は「長女の冥福を祈りながら、新しい家庭を構築して欲しい」と声をかけると、両被告は涙を流した。
アサヒ・コム 2006年10月06日15時45分



私は裁判の量刑について詳しくは知らない。

ただ事件の背景と裁判官の裁量によって

「情状酌量」の結果「温情判決」もあり

「大岡裁き」もありうるとは思っている。

しかしこの判決には正直驚いた。

子どもを4ヶ月間殴って暴行を継続しその額を突いて

転倒させ死に至らしめた両親が執行猶予の判決とは!

我が子を殺しても執行猶予なのか。

この記事を読む限り母親である被告が両親から暴行を

受けたことに起因する「心的外傷後ストレス障害」で

あることが情状酌量の大きな要因になっているようである。

確かに私も母親である被告の不幸な個人史に

同情を感じざるをえないが、それはそれとして

裁判官はこの親子三代に渡る家庭内暴力の連鎖は

どのようにすれば断ち切れたと言うのだろうか。

私の世代が幼い頃には時代も貧しかった。

酒を飲んだ父親が酔って子どもを殴ることは

それこそ日常茶飯事であったが、私たちは

そんな酔って子どもを殴ったりする

情けない親にはなるまいとして今まで

生きてきたし子どもを育ててきたのではないか。

それが文化の進歩というものなのだろう。

この判決には極言すれば親から暴力をふるわれた

子どもが大きくなって親になった時、今度は

自分の子どもに暴力をふるうことが許される

というような倒錯した論理が隠されている

ように思えてならない。

そういう論理は危険なのではないか。

・・・・・・・・・・

ninnkiburoguranking

ランキング参加中・クリックよろしくお願いします。
スポンサーサイト
[ TB*0 | CO*0 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
Copyright © 切ない人たち. all rights reserved. ページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。