切ない人たち
人生がそろそろたそがれてきた男が語る人生の愛のかたち。
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DATE: 2006/03/23(木)   CATEGORY: 結婚, 恋愛 
人を恋うる歌(1)

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人を恋うる歌(1) 第1章 哀憐の章

人は浮きつ沈みつ生きていく。

そして人を愛し、人に裏切られ、過去を追想し、
未来に夢を見ながら生きています。

これらの駄句は5年前に書いた私の駄句を集めたものです。


第1章 哀憐の章  

唐突に愛問うなかれ酒場にて  

真顔にて相対すれば言葉なく  

嘘つきと呼ぶ眼差しに舌凍り  

イブ食べ林檎を君と齧りけり  

立ちつ尽くす道なき道のけもの道  

ひび割れし鏡地獄のラブホテル  

恋狂い夜叉が浮びぬ手鏡に  

軽やかなひと言言えず蒼き海  

皮膚ぬめり闇の中から細き腕  

日暦を捲り捲りて身を焦がす  

哀楽をともに望みつ赦されじ  

「また今度」その言葉こそ生きる糧  

ナイター聞くサヨナラホーマー君は来ず  

朝明けの剃刀の刃が想い裁つ  

乱れ髪洗い落とせど愛の跡  

真夜中にやすりにかけぬ錆びた愛  

しどけなき想いの裏のあどけなさ  

喉渇き愛情乞食か我もまた   

愛してる眼で語れども言葉も欲しき   

荒縄で愛の陽炎梱包す  

春宵にもつれて飛ぶか影二つ

春の夜や紅鮮やかに家を出る

桜散る愛ひとひらの軽やかさ

裏返す爛れた愛を虫干しに

花冷えの乗り換え駅に愛はぐれ  

春雷に隠せし手紙も呻きおり

春嵐交わす言葉に隙間風

千代紙を折りて不倫の五月闇

葬りし愛よみがえる夏蒲団

君の背に雪崩れ込みたる夏夕陽

背かれてなお未練あり夏帽子

炎天に吐露せる言葉汗ばめり

愛ゆえに憎しみまでも深き夏

別れ来て責めし心を責める夜

愛もまた洗いざらして秋澄む日

免罪符誰にもらわん鰯雲

一人より二人の寂しさ秋深く

結婚の二字には触れず冬木立

歳の瀬に爪痕疼き家路着く

一期にて一会の手枕明日他人

愛は消えまばゆいばかり逆光は

梱包す愛と思い出一切を

赦される罪などあるかまなうらに

妻一人夫一人の切なさよ

ホームページ「たそがれ親父の人生ノート」より転載。

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COMMENT

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masuming1 | URL | 2006/03/23(木) 09:52 [EDIT]
ご訪問・コメントありがとうございました。たそがれ親父さんの句、なんか切なく深いんだけど・・・読んでいて時々プッっと噴出してしまうものがあったりで(すみません)、楽しく拝見させていただきました。
こんなスゴイ方にバカみたいなブログ読んでいただいて、お恥ずかしい限りですが、また覗きにきてください!

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