夫婦の愛とは・・・
寝たきりの73歳妻、介護の73歳夫が殺害…神奈川
介護をしていた寝たきりの妻をバットで殴るなどしたとして、神奈川県警藤沢北署は15日、同県藤沢市長後、無職★★★容疑者(73)を殺人未遂の現行犯で逮捕した。妻は病院に搬送後に死亡したため、同署は、容疑を殺人に切り替えて調べる。調べによると、★★容疑者は同日午前6時半ごろ、自宅で妻の★★さん(73)の頭をバットで殴り、のみで胸を刺した。★★容疑者と★★さんは2人暮らし。★★さんは約5年前に心臓手術を受け、約2年前からは寝たきり状態で、★★容疑者が身の回りの世話をしていた。★★容疑者は「妻が死にたいと言っていた」などと供述しているという。★★容疑者は、自らも死のうと、のみを胸に刺したが、死にきれなかったという。(2006年8月15日14時8分 読売新聞)
この夫婦には子どもさんはいなかったのだろうか。
しかし、子どもさえいれば多少なりとも
母親の面倒をみてくれたのではなんて感想は
今のごときご時世では甘いものかもしれない。
そう考えると今後老いて行くしかない私などには
こういう事態に陥るかもしれないという恐怖しか残らない。
夫婦の愛情で乗り越えてきた長い歳月も幾山河も
伴侶の介護疲れのために吹き飛んでしまう辛さ。
そして介護をする夫も介護をされる妻も追い詰められていく。
「妻が死にたいと言っていた」
妻は本当にそう思ったのか。
もしかすると介護にヘトヘトになっている
夫を見ながらそう言わざるを得なかったのか。
夫は夫で妻の死にたいという言葉を真剣に
受け止めなければならないほど自分自身が
追いこめられていたのかもしれない。
そう考えると「法」でさえもこの夫を
裁く権利はないように思えてくる。
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